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キャリアアップに必要な能力を身に付けよう

キャリアアップに必要なこととは?

近年では、勤続年数や年齢などを考量して給与が決まる、年功序列型賃金制を採用している企業はどんどん少なくなり、それに代わって個人の能力や会社の業績、周囲からの評価などによって、給与が決定される成果主義の企業が増えています。

若くして会社の利益に大きく貢献すれば、例え入社1年以内でも、役職者の同等の給料をもらえる可能性もあるため、キャリアアップを考えている方は多いと思います。

キャリアアップをするには、何が必要になってくるのでしょうか。

仕事上のスキルや工夫も大事ですが、1つに将来のプランを設計することが挙げられます。例えば、長距離走でスタート開始地点から直ぐに全力疾走した後、息切れをしてしまい、呼吸を整えている間に後続に追い抜かれてしまう場合のようなイメージです。ゴールテープを切れない可能性も出てきます。ビジネスの面に置き換えると、将来のなりたい自分を具体的にイメージし、そのためにはどういうアクションを取る必要があるかを考えましょう。

若者でも、キャリアアップはできるのか?

結論から言うと、年齢によってキャリアアップができないということはありません。現在は成果主義を採用している企業が多く、入社して日が浅くても結果を出すことで、十分にキャリアアップは期待できるのです。

しかし、「仕事で結果を出す」をというのは、易々とできる訳ではありません。そのため、自分を分析し、どのような方向へキャリアを構築していくか、そのためのモチベーションの維持をどうするかなどを考える必要があります。

更に、成果主義では、仕事上の評価とは別に社内とのコミュニケーションも評価の対象となりますので、人間関係をうまく作り上げるスキルを身に着ける必要があります。

キャリアアップのために転職はしなければならない?

キャリアアップをするためには、必ずしも転職をしなければならないという訳ではありません。その企業から学べるものがまだ、残っているのであれば、無理に転職を考える必要はありません。

この場合、今いる部署から別の部署に変更を希望したり将来なりたい自分に必要となる知識を吸収したりなど、仕事の幅を広げるような工夫を取り入れてみると良いでしょう。

もし転職を考える場合には、その企業と共にして自分の成長が感じれるかどうかを見極めることが1つのポイントです。また、転職するのであれば、自身の専門分野以外の様々な領域に積極的にアンテナを貼り巡らせ、幅広い知識・経験を得ることを意識しましょう。次の転職先で大いに活躍できるきっかけになるかもしれません。