絵画を見る女性

鑑賞用としての絵画、資産としての絵画

絵画には油絵や水彩画などがあります。他にもさまざまな技法がある絵画。絵画鑑賞を趣味にしていたり、収集を趣味にしていたりするとどんな手法で描かれたのか気になるでしょう。ここでは、絵画の種類、集め方、コレクションを手放したい時高く買取してもらう方法を紹介します。

絵画の種類

絵画の種類には、日本画、洋画、油彩、ガッシュ(水彩)、水墨画、版画、テンペラ、イラストレーション、パステル、フレスコ、鉛筆などでの素描、ペン画などがあります。人気がある絵画は日本画、洋画、水彩画の3種類になります。

日本画は伝統的に日本で養われてきた技法で描かれた絵画です。しかし、その定義はあいまい。概念的には明治時代になってから日本に入ってきた油絵と区別するために、出現しました。制作に使われる顔料は岩絵の具を用います。岩絵は色のついた鉱物を破砕して使うため、同じ色の表現が難しいといわれており、高度な技術が必要な絵画です。洋画と呼ばれるものは主に油彩やガッシュ(水彩)のことをさします。油絵は、亜麻仁油などで岩石や鉱物の粉末をねって描くもの。描く時は絵の具を揮発性油で顔料を調整しながら、布や綿のキャンパスに絵を描きます。

水彩は、水性絵の具を用いて絵を描く方法です。水彩画にはウォーターカラーとガッシュの2種類があります。油を用いた油彩画はあらゆる場所にかけますが、水彩画の多くは専用の紙を使って描きます。塗る量に対して、水で調整できるため薄く塗ったり、厚く塗ったりできます。乾いたら違う色を塗るオーバーレイと呼ばれるなどさまざまなテクニックを使用して描かれます。

絵画の集め方

近くの画廊やリサイクルショップ、印刷品であれば県立博物館や国立博物館で入手できます。額もフランフランなどの額だけをうっているお店で手に入ります。

絵画の買取

出張間手、宅配鑑定、店頭鑑定などさまざまな買取方法があります。出張買取はメールや電話で業者に連絡をし、絵画の情報を伝えます。業者が来る前に絵画の鑑定書や付属品を用意しておきましょう。

宅配買取は、近くに鑑定をしてくれる業者がない場合に使います。ただ、絵に傷やへこみがつかないように厳重に包装する必要があるため、送る前の状態を撮影しておきましょう。万が一のために保険をかけるといいでしょう。

店頭買取は、近くに買取店があり、自分で持ち運び可能な絵画であれば持ち込んで鑑定してもらいましょう。しかし、高値がつきそうな絵を自分で運ぶと痛めてしまう可能性があります。慎重に運びましょう。

また、高く買取してもらうには、こまめにほこりをとったり、拭いたり絵画の手入れをします。